和算検索専用データベース
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◆解説

和算の館が編纂した和算のデータベースが検索できます.

現在のところデータ数は7500項目ほどです.

1項目について解説・参考文献・関連用語・図の5つのセクションで構成されています.

用語だけでなく,解説や関連用語がキーワードで検索できます.

和算用語の選定は萩野公剛編『和算用語の栞』(富士短期大学出版部/1964年)を底本にしています.

人名の選定は故田村三郎(神戸大学名誉教授)が編纂された〈数学者データベース〉を底本にしています.

用語・人名・算書・算額を含めた和算データーベース(WDB)の構築をめざしています.

◆凡例

●「用語で検索」は用語のみ,「解説で検索」は解説文のみで検索します.

●「キーワードで検索」は用語・解説・関連用語などすべてのセクションから検索します.

●参考文献・関連用語・図は無い項目もあります.また図に関する検索はできません.

●f(x)のaからbまでの積分記号はabf(x)dxのように表示します.

●参考文献の記号は次のようになっています.文献記号の後の数字はページ数を表します.

参考文献表
記号 文献名 著者 発行所(年)
M1 明治前日本数学史第1巻 日本学士院 岩波書店(1954)
M2 明治前日本数学史第2巻 日本学士院 岩波書店(1956)
M3 明治前日本数学史第3巻 日本学士院 岩波書店(1957)
M4 明治前日本数学史第4巻 日本学士院 岩波書店(1959)
M5 明治前日本数学史第5巻 日本学士院 岩波書店(1960)
W1 和算の研究・雑論1 加藤平左エ門 日本学術振興会(1954)
W2 和算の研究・雑論2 加藤平左エ門 日本学術振興会(1955)
W3 和算の研究・雑論3 加藤平左エ門 日本学術振興会(1956)
W4 和算の研究・方程式論 加藤平左エ門 日本学術振興会(1957)
W5 和算の研究・行列式及円理(行列式の部) 加藤平左エ門 日本学術振興会(1944)
W6 和算の研究・行列式及円理(円理の部) 加藤平左エ門 日本学術振興会(1944)
SK 関孝和 平山諦 恒星社厚生閣(1959)
WS 和算思想の特質 細井淙 共立社(1941)
TZ 東西数学物語 平山諦 恒星社厚生閣(1956)
HJ 方陣の話 平山諦 中教出版(1954)
ER 円周率の歴史 平山諦 中教出版(1955)
KO 勘者御伽双紙 大矢真一 大紘書院(1942)
SD 算法童子問 大矢真一 大紘書院(1944)
JK 算法地方指南・量地図説 大矢真一 大紘書院(1943)
NS 日本数学史 三上義夫 東海書房(1947)
NY 日本数学史要 藤原松三郎 宝文館(1952)・勉誠出版(2007)
WY 和算用語集 佐藤健一他 研成社(2005)
MD 岩波数学辞典   岩波書店(1985/2007)
BD 大人名辞典   平凡社(1953)
KJ 国書人名辞典   岩波書店(1993-99)
HW 林鶴一博士和算研究集録 林鶴一 東京開成館(1937)
NK 日本数学史講和 澤田吾一 刀江書院(1928)
ZN 増修日本数学史 遠藤利貞 恒星社厚生閣(1969)
JS 神壁算法の初版本 萩野公剛 富士短大出版部(1967)
CD 和算辞典(CD版) 松本登志雄 自家版(2007)

◆検索結果表示例

No. 0008
用語 一正弦
解説 内田五観が用いた用語.半径OAをn等分して,A1,A2,A3,…とする.弦A1B1,A2B2,…を一余弦,二余弦,…といい,B1C1,B2C2,…を一正弦,二正弦,…という.
参考文献 M5-95(明治前日本数学史第5巻の95ページに掲載してることを示しています. )
関連用語  
図形 (図がない項目もあります) 

No. 0306
用語 吉田光由(七兵衛,久庵)/ヨシダ・ミツヨシ
解説 1598〜1673 毛利重能の弟子.数学書「塵劫記」(1627)を書き、江戸時代を通じてベストセラーとなった.解をつけない問題(遺題)の提出は、その後の数学の発展に寄与した。また「古暦便覧」(1648)も著している。生地:京都 活躍地:京都 没地:豊後?
参考文献
関連用語  
図形  

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