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算法学海(坂正永)天明2年(1782)

上下2巻からなり,坂正永先生編述,門人村井求林校正,とある.
上巻では天元術演段で,前式後式より未知数を消去して終結式を出す方法を説明し,6次までの終結式を書いている.
坂正永,通称新蔵,大坂の人.麻田剛立の門弟で,高橋至時,間重富と同門である.
藤田貞資と会田安明の論争に,第三者の立場から公正に批評したことで有名である.
算法学海の序文によると数学は独学であったようだ.
和算の館蔵
  1. 算法学海上巻(23MB)
  2. 算法学海下巻(20MB)

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