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勘者御伽双紙(中根彦循)寛保3年(1743)

上中下3巻からなり,数学遊技に関するものが多く,古くより行われたものに説明を加えたものである.自序に云う.
この書はつれづれのころほい,きゝ伝へし算問,或は心にうかびし捷径の術,初心の為に書きとめをきしが,時ありて去人の懇望により,
今梓にちりばめて勘者御伽双紙と号して,おさな子のもて遊びとす.
中根彦循,通称保之丞,または卞といい,法軸と号す.父中根元圭に学び,建部賢弘,久留島義太に就く.
宝暦11年(1761)8月21日没す.61才.京都黒谷に葬る.
和算の館蔵

  1. 勘者御伽双紙上巻(34.7MB)
  2. 勘者御伽双紙中巻(33.9MB)
  3. 勘者御伽双紙下巻(35.9MB)

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