和算系小説・コミック目録



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書名 著者名 出版社 発行年
備考
1 算法少女 遠藤寛子 岩崎書店 1973 児童書として書かれたものだが,和算書「算法少女」にもとずき, 歴史的考察もしっかりしている.2006年ちくま学芸文庫より復刊
2 きりしたん算用記 遠藤寛子 PHP 1976  
3 幕末算法伝 小野寺公二 光文社文庫 1990  
4 算学武士道 小野寺公二 文芸春秋 1998 8 までを収録した短編集.
5 出世の算法 小野寺公二 文芸春秋    
6 行商算法 小野寺公二 文芸春秋    
7 偽りの算法 小野寺公二 文芸春秋    
8 百五十年後の仇討 小野寺公二 文芸春秋    
9 円周率を計算した男 鳴海風 新人物往来社 1998 第16回歴史文学賞受賞作.和算家・建部賢弘の生涯を描く表題作他6編収録.
10 算学武芸帳 金重明 朝日新聞 1997 朝日新人文学賞受賞の本格的和算小説.
11 戊辰算学戦記 金重明 朝日新聞 1999  
12 算学奇人伝 永井義男 TBSブリタニカ 1997  
13 中仙道算学奇談 永井義男 幻冬舎 1998 第6回開高健賞受賞作.最近祥伝社文庫にも収録.
14 算士秘伝 新田次郎 新潮文庫 1957 新潮文庫「梅雨将軍信長」に収録されている.
15 二十一万石の数学者 新田次郎 新潮文庫 1979 新潮文庫「梅雨将軍信長」に収録されている.
16 消えた数学消えたゆうとぴあ 司野道輔 近代文芸社 1988  
17 四千万歩の男 井上ひさし 講談社文庫 1992 御存じ伊能忠敬のお話しで,和算を使った測量術などが紹介されています.最近映画化もされた.
18 夜明け前 島崎藤村  岩波文庫   半蔵の父吉右衛門は和算を小野甫邦に学び,半蔵も算術を父から習得した.こんなところにも和算家が登場している.
19 佐藤雪山 五十嵐秀太郎 恒文社 1989 越後の和算家・佐藤雪山の系譜をノンフィクションで紹介したもの.
20 京都絵馬堂殺人事件 山村美紗 講談社文庫 2000 和算は登場しないが,京都八坂神社と御香宮に掲げられた絵馬が事件を解くカギとなる推理小説.山本宗信が天和3年(1683) に御香宮に掲げた遺題算額を長谷川鄰完が元禄4年 (1691) に解き,八坂神社に算額を奉納した.この事実を踏まえて書かれたと思われる.
21 算聖伝 関孝和の生涯 鳴海風 新人物往来社 2000 近代数学の巨人・関孝和.キリシタンの子に生まれ,宣教師キアラに師事.数学と天文暦学に賭けた男の軌跡!
22 和算忠臣蔵 鳴海風 小学館 2001 「吉良邸討ち入り」を陰から操るのは誰か.土御門の陰謀 暦作りを巡る秘法・利権に対立する朝廷と幕閣.両者の綱引きの手駒として利用された吉良,浅野. 権力者の思惑に引き裂かれる和算への情熱,武士の意地,恋の行方.華麗な元禄を駆け抜ける青春像.
23 算士とその妻 金森敦子 角川書店 1990 ひっそりと算額を掲げ,和算を根底から支えていた無名の庶民夫婦の物語.「瞽女んぼが死んだ」 に収録
24 幕末暗号戦争 永井義男 幻冬舎 1999 「桜田門外の変」をめぐる"暗号"戦争の真相をえがいたニューウエーブ時代小説.
25 震える岩・天狗風 宮部みゆき 新人物往来社 1993・1997 高田馬場にある算学道場の右京之介が登場する"霊験お初捕物控"第一・二弾
26 天空に魅せられた生涯—小説麻田剛立伝— 柳田昭 近代文芸社 1994 「地動説で世間を驚かせた町人学者麻田剛立」に魅力を感じた筆者が剛立の実像に迫る自信作
27 麻田剛立事件帖 八切止夫 日本シェル出版 1977  
28 山ながし—ある和算家の生涯— 一木壽一 文芸社 2003 関孝和の養子新七郎をモデルに,波乱に満ちた生涯を描いた歴史小説
29 ラランデの星 鳴海風 新人物往来社 2006 地球の大きさを求めて,江戸の天文学者・高橋至時とその嫡男作助,弟子の伊能忠敬等の生きざまを描く
30 怒濤逆巻くも 鳴海風 新人物往来社 2003 咸臨丸による太平洋横断を成功させた男,幕末の和算家小野友五郎物語
31 美しき魔方陣 久留島義太見参! 鳴海風 小学館文庫 2007 天才和算家久留島義太が死力を尽くす空前絶後の立体魔方陣勝負に挑む
32 八寸の圭表 鳴海風 光文社文庫 2007 「武士道日暦」(平岩弓枝監修) に集録.幕府天文方渋川春海の短編小説
33 乾坤独算民 浅田晃彦 ぎょうせい 1968 「ふるさと文学館」第11巻に集録.第60回直木賞候補作
34 本朝算法縁起 松原幹 サンデー毎日 1936 昭和11年10月サンデー毎日連載.日本初の和算小説
35 小説ラランデ暦書 川田糺 新文化社 1984 自費出版
36 理屈が通らねえ 岩井三四二 角川学芸出版 2009 十字環問題をめぐる和算家の果し合い
37 漆の実のみのる国(上・下) 藤沢周平 文春文庫 1997 下巻に少しだけ和算家が登場します
38 算額問答 岩下俊作 『岩下俊作選集』第1巻(北九州都市協会刊/1997)に集録 1938 安島直円と久留島義太のお話.『辰次と由松』(新小説社/1941)にも集録
39 天と地を測った男 伊能忠敬 岡崎ひでたか くもん出版 2003 児童文学
40 月のえくぼを見た男 麻田剛立 鹿尾敏夫 くもん出版 2008 第55回青少年読書感想文全国コンクール課題図書中学校の部
41 姫の月,月の草—吉井堂謎解き暦 浮穴みみ 双葉社 2009 幕府天文方と朝廷の暦合戦に巻き込まれる吉井数馬の運命は.第30回推理新人賞受賞
42 算木の家 遠藤寛子 研成社 2009 大正初期の少女の目に映る「先祖の算木」と「新しい算木」
43 天地明察 冲方丁 角川書店 2009 渋川春海と関孝和による江戸の改暦物語
44 夜空に魅せられた男 間重富 鳴海風 くもん出版 2011 天文からくり時計をつくった男間重富の物語
45 和算の道を切り拓いた男 心身進化 日本文学館 2013 関孝和少年時代の物語
46 つまをめとらば 青山文平 文藝春秋 2015 時代小説の短編集の2編に算学が登場する.
特別 和算小説のたのしみ 鳴海風 岩波科学ライブラリー 2008 和算系小説の第一人者鳴海風が語る,和算小説の醍醐味とは.
コミックの部
1 算法少女 秋月めぐる コミック「乱」不定期連載中 2011 遠藤寛子原作の小説『算法少女』のコミック化
2 和算に恋した少女 風狸けん ビックコミック 2011.4.17増刊号 2011 脚本・中川真
3 天地明察 槙えびし 月刊アフターヌーン連載中 2011 冲方丁原作の小説「天地明察」のコミック化

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