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算法童子問(邨井中漸)天明4年(1784)

6巻本.本書は中根彦循の勘者御伽双紙の続編として書かれたものである.
タイトルから子供向けのように思えるが,童子向けにしては高尚な算題が多く,中国文献からの引用が多い.
これは,著者中漸が儒者であるためであろう.
巻之三では「円規(コンパス)角を生ずる約法」と題して,三角形より二十角形までの作図法を述べている.
邨井中漸,熊本の人,儒医として京都に住む.中根彦循の弟子.寛政9年(1797)2月24日没す.年90.
和算の館蔵
  1. 算法童子問首巻1巻(30MB)
  2. 算法童子問2巻3巻(26MB)
  3. 算法童子問4巻5巻(25MB)

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